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選りす栗

今日の栗
今日の栗

 台風の影響なのか昨日から風が強く、今日も木々が大きく揺れ騒がしい一日になりましたが、夕刻になって落ち着いたので、お知り合いがお持ちの畑へ栗拾いに行ってきました。

 この栗の木、元は老木で根元が腐り始め、6〜7年前にそのおじいさんが伐り倒したのですが、しばらくしてその株から出た若木が育ったもの。今では既に高さ3〜4mほど、たくさんの枝を四方に広げています。

 

 そのおじいさんは高齢のため家を離れ、子供さんの近くの病院に入っておられると聞いています。こちらにおられた時、自分ではもう出来ないからと草刈りを頼まれたのが、その畑との縁。

 

 『桃栗三年、柿八年』とはよく言ったもので、切り株から芽だった枝がこんなに早く成長して、ビックリするくらいたくさんの実を付けるとは思いもよりませんでした。しかも栗の実一つ一つが兎に角大きく立派で素性が良いのがこれまたビックリです。

 来月初めに町内で開催されるイベントで農産物の品評会があり、私は柿を出そうかと考えていたのですが、もう柔らかくなりすぎて無理なようです。そこで、この栗を出品してみようかと考えています。この粒ぞろいの大きさと見た目なら相当いい線いくのではないかと思います。ただ出品単位が1kgと結構な量、金額にすればソコソコに。何の賞も貰えなければ出品の対価は牛フン1袋(数百円)のみ。かなり自信はあるのですが、情も移ってどうしようか悩んでいます。