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頑張り時

大豆畑と噴霧器
大豆畑と噴霧器

 朝晩はだいぶ涼しくなり虫の音も賑やかになってきました。田んぼでは黄色く実った稲の刈り入れにみんなが精を出しています。

 

 私どもは米を作っていないので、今は大豆の虫対策が重要な仕事です。

 黒大豆、白大豆とも花が咲き実をつける時期となり、害虫を寄せ付けないために薬剤噴霧の頑張り時なのです。

 先日も民宿裏にある梨(長十郎)の実にカメムシ防除の噴霧をしました。今回も使うのは同じ木酢液です。

 

 昨年購入した噴霧器はシンプルなもの。タンクに入れた希釈木酢液に、ハンドルを何回か押し下げて圧力を加え、ホースでつながった細長い金属管の先に付いたノズルで噴霧します。これを肩にかけて順に薬剤をかけていくだけです。

 私どもは数列だけの作付けなので数十分でかけ終わりますが、これが何十列も連なる大規模なところだと大変な作業になると思います。何も遮るものが無いので陽射しをまともに受けるし、混み合った豆の枝や葉っぱが足元に絡みつくため汗だくに。ただこれを怠ると肝心な時期に豆の鞘を害虫に齧られるので、欠かせない作業になります。

 

 今日は午後に雷雨の予報。雨が降ればせっかく噴霧した木酢液が洗い流されてしまいます。明日もまた同じ作業を繰り返すことになるかも…。