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高温障害?

 異常に早かった梅雨明けの後、高温の日が続きました。そのためか、それとも施肥や水管理が良くなかったのか、露地野菜の育ち・出来が良くありません。

 スイカは熟れ切らないうちから割れるものがあり、収穫できたものはまだ4・5個。縁まで熟していないものでも十分に甘いのですが、早めに採らなければと急かされる気分。

キュウリも地這いの方は何とか形のいいのが出来ていますが、支柱で誘引する方は大きく曲がったり頭とお尻で随分太さが違ったりと、使いようが無いものもあります。

 とうもろこしやインゲンに至っては枯れたりほとんど実をつけなかったりと、散々です。

 

 トマトも虫の被害を受けてか、完熟しなかったり果肉に濁りがあったり、割れたようになるものもあります。良くないものはトマトピューレなどにすると農園主(連れ合い)は言っていますが、使い方は限られそうです。

 

 そんな惨状にあって数も見栄えも悪くないのがピーマンとししとうです。

 他の野菜とどこがどう違うのか分かりませんが、次から次に実って嬉しい悲鳴と言ったところ。うまく管理して収穫を続けたいと思います。

 

 ところで当農園に限らず、農薬や除草剤を使わないところで頭が痛いのは雑草対策です。このところ適度な間隔で雨が降っているので雑草の勢いも尋常ではありません。土も軟らかく肥料も効いているためか、恐ろしいほど繁茂してしまいます。引っこ抜いたり草刈り機で刈り払ったりと手を尽くすのですが、なかなか追っつきません。この苦労はまだまだ続きます。