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茶仕事

手前がほぐしたもの
手前がほぐしたもの

 早めに目が覚めたのか連れ合いが自宅の居間でお茶のもみほぐしをしていました。先日一緒に近所の山に入って摘んできた新茶。これを大き目の鍋で蒸して(炒って)、日陰に敷いたムシロの上に拡げて干したものです。

 

 単に干したものをそのまま使ってもいいのでしょうが、見栄えが良くなく、やかんで煮出す際もお茶の成分が出にくいと思います。そのため、干したあと絡まったり固まったりしたのを丁寧にほぐしていきます。

 私も先日この作業をしたのですが、とにかく時間がかかります。手先の細かい作業なので目も疲れます。

 連れ合いが言うには、蒸した後、ムシロに拡げる段階である程度ほぐしておくのが楽とのこと。

 

 お茶は摘んだ際は量が多くとも蒸して乾せば驚くほど嵩(かさ)が減り、その上このほぐす手作業が要るのでとにかく手間がかかります。

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