
春から夏にかけての野菜苗の植付けと播種は終わりましたが、やっと目をふいたりまだまだ大きくないので、畑に賑やかさはありません。
そんな中で少々眼をひくのが露地いちごです。
ランナーで次々に拡がり幾らでも殖えていきます。それを一株一株移植して畝(うね)をつくりました。ただ、丁寧に網を被せていても執拗な野生小動物に狙われて十分な収穫がないのが悩み。それでも旺盛な繁殖力と色づいたいちごの実はやはり気持ちを浮立たせてくれます。
今年は少し工夫して素焼きの鉢に何株か植えてみました。
有り難いことに、民宿に使っている建物と畑(もとは田んぼ)の従前の持ち主が沢山の植木鉢を残していたので、これを活用しました。鉢で育てれば保護しやすくなり、野生動物による被害を減らせるかもと考えたからです。
そしてもう一つの理由は?
野菜の収穫体験のお客様に、お土産としてお渡しできると思ったからです。少しのスペースと気遣いさえあれば、毎年、控え目な花と自然の甘みが愉しめますよ。
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