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激似

 番頭(私)が応援しているイングランドのサッカーチームに以前日本人のディフェンダーがいました。その選手によく似た好青年が、未明に徒歩で出発しました。

 行き先は当ウェブサイトのガイドブックでも紹介している千ヶ峰(1005.2m)。今日はこの千ヶ峰から、播磨、丹波、但馬の三国の境界付近にある三国岳(855m)へ縦走するとのこと。番頭も両方の山頂に立ったことはありますが、縦走は経験がありません。どんな景色なのか興味深いところです。

 

 ところでこの千ヶ峰。登山ルートは幾つかあって、当宿のすぐそばを上がっていくのが「市原コース」。一方、青年が選んだのは「三谷(みだに)コース」。ここから30分ほど歩いたところに登山口があり、すぐに急傾斜の細い道が続きます。ところどころに岩場もあって歯応え十分。小さな谷川を水が流れ落ちる景色なども楽しめますが、同時に体力も求められます。

 私がこのコースをかなり昔に登った時、当地では余り見られないブナの木があったと記憶しています。他のコースよりも広葉樹が多く変化に富んだ景色だったような。

 本人も少し気にしていたのは最近よくニュースでもとり上げられる熊のこと。明るくなれば大丈夫だとは思うのですが、念のため私どもも近所の熊野神社に道中の安全を祈願してきました。熊つながりでお願いを聞いてほしいと思います。

 

 最終的には当宿から7kmほど北にある道の駅のそばに下りてくるはず。そこから来た時と同じように路線バスと電車を乗り継いで戻るようです。

 限られた時間だったので十分なおもてなしが出来なかったのは少々心残り。早朝の出発で準備出来なかった朝食の代わりにと渡した干し柿を山頂で味わって下さい。そして次は是非彼女と一緒にお越しください。