
当宿から国道を7キロほど北上したところに『杉原紙の里 道の駅かみ』があります。そしてそのすぐそばにキャンプ場があり、年間を通して多くの方に利用されています。
以前、このキャンプ場で宣伝用のチラシや名刺を配ったことがありました。少しでも集客に役立てばという考えからです。しかし逆に、キャンプがお好きな方なら宿泊施設は敬遠されるだろうと、数回で止めてしまいました。
有り難いことに、今回のお客様はそのチラシを配った時に受け取って下さっていた神戸の方。2台のオートバイで見えたご夫婦でした。
キャンプを好まれる方は冬場の利用が多いと聞いたことがあります。夏場は虫が多いので、野外でのキャンプは避ける傾向があるようです。今回のお客様も、当宿の縁側から庭を見ながら「虫はいますか?」とお尋ねになりました。
当宿は、この辺りでは最も標高のある千ヶ峰(1005m)から常に清冽な水が流れているためか、淀みや水溜りが無く、風通しもいいので虫は発生しにくいと感じます。多くの方が気にされる蚊もほとんど見かけることはなく、中庭でバーベキューを楽しまれるお客様からも苦情が出たことはありません(念のため蚊取り線香は準備しますが)。もちろん一般的な虫の出現は避けることはできませんが、網戸をすれば外からの虫はほぼ防げますので是非安心してご利用下さい。
ところで今回のお客様、夕食(但馬牛のすき焼き)、朝食(播州地卵の卵かけご飯ほか)もお楽しみいただき、節水・節電にも気を配って下さいました。
さらに、ご出発のあと2階の客室を片付けていたら、昨日散歩された際に摘まれたのでしょうか、水を入れたコップに立てたレンゲの花と、ご丁寧なメッセージカードが残されていました。重ね重ねのご配慮、有難うございました。
オートバイの出し入れの際、玄関前に敷いた砂利で難儀されたこと、お詫びします(-_-)
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