近しい立場

　昼からの雨の影響か、一旦片付けたストーブをもう一度出そうかと思うくらい気温が下がった昨日の夕刻、お見えになったのは埼玉県からのご家族でした。

　お尋ねしたところ、奥様の実家が神戸で、ご両親と一緒に淡路島を訪ねた後当宿にお泊まり下さいました。1歳のお子様、そしておなじみイタグレ（イタリアングレイハウンド）がご一緒でした。

　私は地元の作業が重なっていてお見送りできなかったのですが、女将（連れ合い）がお聞きしたところでは、男性は古民家の再生や、若い方に農業を勧めるお仕事に就いておられるとのこと。

　空き家（古民家と呼ぶほど年数は経っていません）を再利用したり有機栽培、無農薬で野菜をつくったりしている私どもと、非常に近しい立場だと感じました。

　今日は埼玉への直行ではなく、お友達のところにお立ち寄りになるとのこと。ご出発の前に女将がお勧めして、すぐそばのレンゲ畑で写真を撮ってあげたそうです。

　子供さんのいい思い出になりますように。