昨日、当地で行われた『多可町日本酒フェスタ2024』に初めて行ってきました。東北地方や北陸、四国など、日本各地の酒蔵が自慢の日本酒を持ち寄る冬の風物詩。どの酒蔵もが当地が発祥の酒米『山田錦』を使っているところがポイントです。当宿も「酒樽ガチャ(ポン)」のため、景品として女将(連れ合い)が作ったラベンダーのポプリを提供しました。
会場のヴェルディホールに着いたのは開会から1時間くらい経った頃。すでに駐車場はほぼ満杯で、遠方からも見えているのか、大型バスも何台か停まっていました。安心してお酒を楽しんでいただけるよう、町内3コースで循環バスが準備され、最寄りの駅からも路線バスが運行されていたようです。
会場内では各酒蔵が自慢のお酒をテーブルに並べており、日本酒ファンの方々が一杯100円から500円ほどで販売されているものを賑やかに利き酒されています。別の部屋や建物の外では地元の飲食店や販売店などがお酒に合うツマミを揃えており、好きなものを頬張りながら色々な銘柄を味わっていました。お酒が呑めない各々にはスウィーツやご飯ものなども準備され、すべての方々が楽しめる工夫も凝らされています。
番頭(私)は車だったので利き酒はパス。その代わりに、当宿で夕食を召し上がるお客様に向けて瓶詰めの日本酒を何本か仕入れて帰ろうと思っていました。ところがどれも結構なお値段。気軽には買えません。手頃なものはあっても既に売り切れていたので結局諦めました。沢山は出来ない事情もあるのでしょうが、もう少し安価なものを揃えて欲しいところです。
今月に入って当地でも降雪が続き一昨日から積雪が予想されました。幸い杞憂に終わりましたが、そんな予報もあったのでお客様の出足が鈍るのではないかと気になっていたものの、どうやら沢山の来場者で盛況だったようです。
当地を象徴する酒米『山田錦』。今後も日本全国と多可町を結びつける存在であってほしいものです。
ところで、このイベントの名称『多可町日本酒フェスタ2024』。どう考えても『日本酒フェスタ2025』にすべきだったと思うのです。年度で区切っているのかも知れませんが、これは情報を得ようとする際に混乱を招くだけで、全く不親切です。
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