2024年を締めくくって下さったのは県内からお越しで、とっても素直な男の子、可愛い娘さんをお連れのご夫婦でした。
到着後、畑で採った野菜を夕食で食べたいと、白菜や岩津ねぎ、春菊を収穫していただき、この他に大根、サツマイモ、里芋もお持ち帰りでした。
野菜が大好きなご家族ということでしたが、男の子はトマトが苦手らしいのです。当農園のトマトは、これまで食べられなかった人も「おいしい」と言って食べていただいたという実績もあるので、是非とも夏に試して下さい。
当宿までの途中、2箇所の道の駅にお寄りになったそうですが、どちらも年末の休業に入ったところだったそうです。それもあってか夕食までの空き時間に、車で30分程のところにある温泉に向かわれました。
当宿のお風呂も浴槽が厚く温まったら冷めにくいのが自慢ですが、流石に温泉には太刀打ち出来ません。しかもそこは昔から続く薬草栽培の本場で、温泉にその薬草が入っていると言う有り難いもの。気温がぐっと下がり冷え込んだので、薬効と共にさぞ心地良かったでしょう。
夕食は冬の味覚、猪肉のぼたん鍋。先刻採った野菜も入れてお召し上がりいただきました。
途中、野菜の追加があり食事室にお持ちしたところ、その前にお子さんが何かをおっしゃっていたようなのでメッセージカードに書いていただけないかとお願いしました。
『春菊が くせがあるけどにがみがなかったので、とてもおいしかったです。今日のごはんは、肉が主役じゃなくて、野菜が主役みたいなかんじでした。』
農園民宿 春名の今年一年を終えるに当たり、最高に嬉しいお言葉でした。
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