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寝巻

 今日は定番の姫路城に向かわれるのかと思っていたら、広島に行くというシンガポールからの親子3人様をお送りしました。

 福井から舟屋で有名な京都の伊根を経由し、昨日の夕刻当宿にお見えになり、但馬牛のすき焼きで夕食を過ごしていただきました。

 当農園で収穫した野菜をふんだんに使うのはいつものとおりですが、外国からのお客様に「春菊」はどうなんだろうと少々気がかりでした、しかしまったくの杞憂に終わりました。すべての野菜を含めてきれいに食べていただきました。

 朝食である「卵かけご飯」の生卵は大丈夫かと確認していたところ、直前になってスクランブルエッグに変更してほしいとのこと。調理すると少々目減り(?)しましたが、お鍋でお出ししたおみそ汁が少し残っただけで、こちらも見事に完食していただきました。

 

 フェイスタオルがあるのに気が付かずバスタオルは無いかと尋ねられたり、備え良く寝具まで準備されていると思ったら、タンスに片付けていた当宿のものだったり(本当は有料)、いろいろと意思の疎通を欠く部分がありましたが、どれも説明が不十分だったり、会話力不足などが引き起こした当方の責任。いろいろと改善しなければならないところがあると感じた次第です。

 

 ご婦人は当宿の雰囲気が興味深かった様子で、盛んにスマホで写真を撮り、出立間際に『ビューティフル』と褒めて下さいました。

 国外からお見えの方に純日本建築の良さを感じて頂けるのは改めて嬉しいことです。